勤務先によって異なるやりがい

勤務先によって異なるやりがい

看護師のやりがいは勤務先によっても異なります。ここでは、勤務先ごとのやりがいを具体的に紹介していきます。


救急

救急の現場は1分1秒たりとも油断できない独特の緊張感があります。そういった状況の中で患者の命を助けられた時の喜びはこの上ないものです。普通の人ならパニックに陥りそうな局面でも冷静に対処し、患者の救命や早期回復を実現することで看護師としての誇りを持つことができます。

外来

外来は関わる患者の数が多い一方で、接する時間自体は短いです。そのため、患者と深く関わることはできないと考える看護師もいますが、実はそうではありません。病気を発症してから治療や社会復帰、または在宅療養までのサポートなど、トータル的に患者と関わることができます。病気が患者の人生に与える影響がどのようなものか、理解を深められるという魅力もあります。また、様々な症状の患者が訪れるため、看護師としての知見を広めることもできます。

訪問看護

訪問看護を利用する方の状況は様々です。多種多様な考え方、暮らし方があります。多様な生活環境に応じ、疾患に対応するのは簡単なことではありませんが、だからこそやりがいがあります。住み慣れた環境で治療を受けることで、驚くほど早く回復する患者もいます。そのような瞬間に立ち会えるというのも訪問看護ならではの魅力です。

療養病棟

療養病棟にいる患者は長期入院や寝たきりの状態であることが多いです。そのような患者と日々接することで、小さい変化にも気付けるようになり、相手の要求に応じた丁寧な看護を提供することができます。時間をかけて患者と向き合いたい看護師にとってやりがいの大きい職場です。

産婦人科

産婦人科のやりがいは何といっても新しい命の誕生に立ち会えることです。もちろん、辛い状態にいる患者と接し、状況が好転しない場合もありますが、それらを含めて患者全員に対し平等に向き合うからこそ、命の尊さを実感できます。人間として多くの学びを得られる職場であり、経験することすべてがやりがいにつながります。

保育所

保育所で働くやりがいは、子ども達の成長を間近で感じられることです。健康管理だけでなく保育にも関わることで、日々の成長を実感できます。保護者から感謝される機会も多く、それもやりがいにつながります。

介護施設

介護施設は長期入居している方が多く、比較的長く利用者と関わることができます。療養病棟と同様に、一人ひとりとじっくり関わりたい人におすすめです。また、介護分野のスタッフと関われる点も魅力です。

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  • あらためて自分の役割を理解しよう
    あらためて自分の役割を理解しよう

    医療現場において看護師は非常に重要な役割を担います。処置は医師が行いますが、患者の異変に気付き報告するまでのプロセスは看護師が担当します。患者の近くに看護師がいるからこそ、必要な処置を素早く施すことができるのです。

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  • 地域医療に携わるAさん
    地域医療に携わるAさん

    Aさんは現在、訪問看護師として地域医療に携わっています。利用者からの感謝の言葉が日々のやりがいにつながっているそうです。訪問看護師には知識や技術だけでなく「相手に寄り添う姿勢」が求められるとAさんは語ります。

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