看護師として働く魅力とは?

看護師として働く魅力とは?

看護師として働く魅力を具体的に見ていきましょう。国家資格であり需要も高いため、一度看護師になってしまえば仕事に困ることはありません。


年収が高く安定している

看護師の年収は400~650万円程と言われています。一方、国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査によると一般的な年収は男性が545万円、女性が293万円で平均441万円です。これと比較すると、看護師の年収は高い水準であることが分かります。ただし、仕事内容と比較してあきらかに高いわけではないことを理解しておきましょう。看護師は体力が必要で、責任の重い仕事です。肉体・精神共に削られる厳しい仕事なのです。とはいえ、多くの看護師が正規雇用として働き、各種手当や福利厚生が充実している点はやはり魅力的です。
男性からすれば、生涯年収を考えた場合に必ずしも給与が高いとは言えないものの、男性看護師の数は年々増加しています。これは、医療の進化、多様化に伴い多くの現場で看護師が求められるようになったためです。活躍の場が広がったことで需要も大きく伸び、安定した職業に就きたいと考える男性からの人気が高くなっています。

ずっと仕事を続けられる

国内の女性の労働力率は、結婚・出産を経験する年代に一旦低下し、育児が落ち着いた頃に上昇する傾向があります。労働力率とは、15歳以上の人口に占める労働力人口(就業者+完全失業者の割合)です。一方で、女性看護師の就業者数に的を絞ると、25~54歳の間で年齢構成に大きな隔たりは見られません。これは、多くの女性看護師がキャリアを途絶えさせることなく、仕事を続けていることを示しています。つまり、看護師は長く働ける職業ということが分かります。

長く働ける理由

看護師が長く働けるのには大きく分けて2つの要因があります。まずは「福利厚生が充実している」点です。働く側だけでなく雇用する側も長く働いて欲しいと考えているため、一般企業よりも福利厚生が充実している職場が多いようです。女性が多いため、子育て支援制度や短時間正職員制度を取り入れている職場が増えています。勤務時間の長さや時間帯を選べて、かつ安心して子どもを育てられる環境があるので仕事を継続することが可能となります。
また、「病院以外にも活躍の場がある」点も、多くの看護師が活躍し続けられる要因のひとつです。キャリアルートの例を挙げると、「経験を積むためにまずは規模の大きい病院に就職」→「結婚・出産を機に負担の少ない訪問看護に転職」→「子育てが落ち着いたので病院に復帰し外来に勤務」といったように、ライフスタイルに応じて働き方を変えることができるのです。

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