働きながら転職する際のポイント
やりがいを求めて転職することを決めた看護師に向けて、働きながら転職活動をする際のポイントを紹介します。
働きながら転職活動をする利点
今の職場を辞めないという選択肢が残されているので、転職先が決まらず精神的・経済的に追い込まれるリスクがありません。焦らずに求人を探し、じっくり比較検討しながら転職活動を進められます。また、短い期間とはいえブランクがあるのとないのとでは応募先の印象が変わってきます。前職をしっかりやり遂げてから新しい環境に挑戦するという意思が見えると、好感を持ってもらえます。一旦退職して休息する時間が欲しい人は、働きながら転職活動をして内定を得た後、退職日と入職日の間を空ける方法をおすすめします。
また、無職の期間があると年金や健康保険などの手続きが面倒です。意外に手間のかかる作業なのでなるべく避けたいところです。退職してすぐに就職という流れならこれらの手続きは不要になります。
注意点もある
看護師は忙しいので、一日働いてから求人を探し、応募手続きなどの作業をするのは大変です。転職活動にかける時間も中々取れないでしょう。時間をかけて転職活動をするなら問題ないかもしれませんが、早めに転職先を決めたいなら転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職活動の流れ
転職を決意したらまずは求人を探します。看護師の求人はたくさんあるので、自力で探すのは手間がかかります。時間をかけずに希望に合う求人を探したいのであれば、転職エージェントに登録しましょう。希望する転職時期の3ヵ月前までには登録しておくことをおすすめします。条件に合う求人が見つかった後は、応募のための履歴書や職務経歴書を作成します。希望する転職時期のおよそ2ヵ月前が目安です。有給が残っている人はこの時期から消化し始めましょう。
応募・面接を経て内定を得るのは、退職日の1ヵ月前頃を目安にしましょう。退職届を提出する時期は退職日の2週間前までが原則ですが、業務の引継ぎなどを考えるともう少し余裕を持っておいた方がいいです。退職届を提出した後は業務の引継ぎを始めます。時間のある時に引継ぎ用の資料を作るなど、あらかじめ準備しておくとスムーズです。
退職届が受理され業務の引継ぎをしている間に、転職先との手続きを行う必要もあります。就業にあたっての必要書類を準備し、転職先からの要請があれば健康診断を受診します。いざ退職日を迎えた際には、これまでお世話になった人々や部署にあいさつ回りをします。貸与品の返却なども忘れないようにしましょう。
初心を忘れていませんか?
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あらためて自分の役割を理解しよう
医療現場において看護師は非常に重要な役割を担います。処置は医師が行いますが、患者の異変に気付き報告するまでのプロセスは看護師が担当します。患者の近くに看護師がいるからこそ、必要な処置を素早く施すことができるのです。
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地域医療に携わるAさん
Aさんは現在、訪問看護師として地域医療に携わっています。利用者からの感謝の言葉が日々のやりがいにつながっているそうです。訪問看護師には知識や技術だけでなく「相手に寄り添う姿勢」が求められるとAさんは語ります。
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転職エージェントを使おう
やりがいを求めて転職する看護師は転職エージェントに登録しましょう。ここでは、利用するメリットと併せておすすめの転職エージェントを紹介しています。自分に合いそうな転職エージェントがあれば、この機会にぜひ登録してください。
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