面接はこう乗り切ろう
どうしてもやりがいを感じられずに転職することを決意したら、しっかり準備を整えて転職活動を行いましょう。ここでは、1つの肝となる面接にフォーカスして攻略方法を紹介します。
まずは情報収集を
看護師がやりがいを求めて転職をしたいのであれば、当然ながら応募する医療機関や事業所についての情報収集は欠かせません。というのも、せっかく応募先に入職できたとしても、結局はその職場でやりがいを見いだせなかったら意味がなく、骨折り損になってしまうからです。そのため、気になる医療機関や事業所を見つけた時点で、まずは下調べをしっかり行いましょう。情報を収集する方法としては、一般的にパンフレットやWeb上の公式サイトで行えます。医療機関や事業所の規模、標榜している診療科目、強みとしていることなど、ある程度の情報は独自で入手可能です。そのほか、実際に足を運ばないと分からない情報があるのも事実で、たとえば職場の雰囲気や働くスタッフの年齢層、実際の患者への対応の仕方などは、自分の目で確認するのが良いかもしれません。そうした情報に加え、より詳しい内部情報が転職エージェントを活用すると得られます。やりがいを感じながら働ける職場探しの強い味方となってくれそうです。
全ては第一印象で決まる
面接時は、社会人としてTPOをわきまえた服装や髪型を心がけるようにしましょう。人はやはり、その人を初めて見たときの第一印象がいつまでも頭に残ります。それも、看護師という職業柄、清潔感がないと好感が持たれません。そのため、身だしなみにも十分に配慮して面接に挑むようにしましょう。たとえば女性の場合、服装は落ち着いた色合いのスーツに、肌色のストッキングを着用します。スカートは短すぎないものを選ぶと良いです。髪型は、できるだけ明るい色のカラーリングは避け、清潔感があるようにロングヘアーは束ねます。メイクはできるだけナチュラルに、健康的に見えるように仕上げましょう。アクセサリーは、シンプルなものであれば問題ありません。シャツはアイロンをかけて、靴は汚れを拭き取っておくなど、清潔な印象を与える身だしなみを心がけ、面接に挑んでください。
よくある質問の理想的な回答例
看護師の面接では、あまり想定外の質問はなされず、通常の質問が多い傾向にあります。そのため、よく投げかけられる質問の内容と回答のコツを頭に入れておくことで、本番では戸惑うことなくすんなりと答えられるでしょう。そのよくある質問の1つが、「転職理由」や「退職理由」です。万が一にも、転職を決意した理由が人間関係や給料などに関するネガティブな理由であっても、そのままの事実を伝えないようにします。というのも、それが事実でも以前の職場を悪く言うと自分自身の印象を悪くするからです。たとえば、業務量が多かったというのが理由なら、患者の一人ひとりとじっくり向き合いたいといった前向きな理由でキャリアアップを図りたい旨をアピールします。実際にはマイナスの事象も、プラスに転じるように回答すると良いでしょう。また、「志望理由」「自身の看護観」についての質問では、事前に情報収集していた応募先の理念や方針などからそこならではの特徴を盛り込み、自身の信念や大事にしている思いを伝えるようにします。事前に見学で訪れたことがあれば、そのときに感じた良い印象を付け加えるとなお良いです。「患者とのエピソード」について質問が挙がった場合は、できるだけ具体的に当時の内容を説明し、何がどう印象に残っているのかや、そのときに自分が看護師としてどう成長したのかを伝えてアピールするようにしましょう。
初心を忘れていませんか?
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Aさんは現在、訪問看護師として地域医療に携わっています。利用者からの感謝の言葉が日々のやりがいにつながっているそうです。訪問看護師には知識や技術だけでなく「相手に寄り添う姿勢」が求められるとAさんは語ります。
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やりがいを求めて転職する看護師は転職エージェントに登録しましょう。ここでは、利用するメリットと併せておすすめの転職エージェントを紹介しています。自分に合いそうな転職エージェントがあれば、この機会にぜひ登録してください。
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